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お通夜の着物

こんばんは。

今日は朝から風もなく湿度も高く心地が宜しくない1日でした。

今夜は嫁さんがお通夜に参列するという事で参考までに着物の写真を載せてみました。

近年では葬儀に参列できない方も多くお通夜のみ参列される方が多くなったと感じます。


墨色に黒共という基本の合わせ方です。


着物は黒地の鮫小紋(染め抜き紋付)です。

お通夜の着物というとあまり馴染みがない人が多いですよね。

たまに、着物じゃ失礼に当たる!と言われているよくわからない方も

いらっしゃいますが、普通に着物で問題ないです。

お通夜で黒紋付ですと、昔から言われている。。。用意していたみたいに思われてしまう。。

そんな気遣いからいわれていたんでしょうね。(洋装では通夜葬儀と黒の場合が多いです)

だから、普段着で良いのかな?と思いますが、それもまたちょっと。。。

では、着物は何が良いの?

通常は色紋付(ちりめん)の着物です。

気になる色目は灰色系・鼠色系などが間違いなく安心です。

明るめの色でも帯を黒にすれば良いという意見もありますが

店主は地味な色で染めておいたほうが良いと皆様におすすめしています。

今回、嫁が着ている鮫小紋は小紋だからどうなの?

と、質問を受けることがありますが鮫小紋を含む江戸小紋は

格式の高い着物だから一つ紋を入れて着て頂くことが出来ます。

着物好きな方にはご理解して頂けると。

黒色墨色の鮫小紋や万筋をお通夜には、きものくすかみの提案です。

もちろん帯を変えれば華やかな席にも着て行くことが出来る着物です。

※通常6月は単衣ですが、写真の着物は店主の母の形見(袷ですが)を嫁が着ています。

そして地域によって色んな考え方がありますが、今回の記事はくすかみの考え方です。

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