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注染 勉強会

こんにちは。 昨日は富士宮の浅間さんをキモノでジャックに参加してきました! その前に。。。 先日の魚河岸シャツ協同組合の勉強会の記事です。 店主は教育委員長ということで、組合員のスキルアップを目指し。。。 焼津の染めの巨匠「高橋染物店」の高橋氏の協力を得て 注染の勉強&体験。

まずは、魚河岸の型紙を木枠に装着します。 文字、マーク以外の部分はメッシュになってます。

いろんな道具がありまして、工房の雰囲気バツグンです。

染料も各色揃ってますね!

始まる前に、高橋氏のお話を聞く。

今回は、組合員にすべて体験してもらうので 細かいところの説明もして頂きます。

染料が他に染まらないように、糊を使います。 海草系なので、なんとなく海の香りがしました。

まずは、高橋氏に手本をみせて頂き。。。

魚河岸文字、そして魚河岸マーク以外のところは 糊が付きまして、色が染まらないようにします。

そしたら、その上に生地を重ねて そして、また型を置いて糊を引いて。。。 通常は約25メートル以上(当店は150メートル)の生地を使います。 って事は、この作業を何十回と繰り返して糊を付けるのです。 非常に難しい作業ですし、技術が無ければ綺麗に染まりません。

高橋氏のお手本を見てから、私たちの体験が始まりました!

生地を折り返して、ピタっと合わせる作業が。。。 震えちゃいます(^^; ここを綺麗に折り返さないと、つなぎ目が美しくなくなってしまいます。

糊伏せが完了したら、糊でべとつかない様に、砂、もしくは、おがくずを ふり掛けます。 高橋氏の場合は、最後洗うときに、おがくずが浮くのを嫌う為、 沈んでしまう、砂を使っています。

次は、糊の付いていない部分に色を染める作業。 色が広がらないように、糊で土手を作ります。 もんじゃ!?

白地に紺のイメージですので 文字とマークに紺色を注いで、下の真空の機械で 一気に下に吸い取ります! そうする事によって、青を注いだ部分だけ、綺麗な青に染まります。

使った道具は、コレです。 慎重に注がないと。。。 土手から青が溢れます。 店主は溢れさせてしましました(^^;

最後は、水でバシャバシャ洗い、糊を落とします。 工房は極寒でしたので、ここだけ高橋氏にお願いしました。

高橋氏は手馴れた作業なので、見ていて気持ち良いです。

そして、染め上がったのが、コレです! ちょっとサシが入ってしまいましたが、初めてにしては上出来じゃないですか! 高橋さん、ありがとうございました。

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